鈴木芽吹選手は、2023年大学三大駅伝と言われている箱根駅伝、出雲駅伝、全日本大学駅伝と優勝している誰もが知る強豪校駒澤大学の主将です。
大会新記録となる2時間7分51秒で優勝した、第35回出雲全日本大学選抜駅伝競走では、アンカーを務めた鈴木芽吹選手は今業界から大注目されています。
そんな鈴木芽吹選手、2021年には怪我で悩まされていました。
就職先はトヨタで、実業団での活躍が期待される一方で怪我の影響も心配されています。
成績優秀だけど、怪我もしてしまった鈴木芽吹選手。今後を活躍するファンとしては、
- 鈴木芽吹の進路は?
- 鈴木芽吹の疲労骨折の怪我はどうなった?
- 鈴木芽吹の怪我は実業団に入ったあとにも影響する?
について、大変気になる部分ですよね。
この記事では、鈴木芽吹選手の就職先や怪我、今後の影響について調査していきます。
鈴木芽吹の就職先はトヨタ自動車
鈴木芽吹選手の就職先はトヨタ自動車です。
トヨタ自動車陸上部には、鈴木芽吹選手の1学年先輩の田澤廉選手がいます。
トヨタ自動車は田澤廉の加入翌年に、吉居大和・鈴木芽吹・湯浅仁も加入ってムキムキすぎる
— nekojita (@nekojita) October 5, 2023
【箱根への道】中大・吉居大和と駒大・鈴木芽吹はトヨタ自動車へ 順大・三浦龍司と城西大・山本唯翔はスバルへ 大学4年生ランナーの進路固まる : スポーツ報知 https://t.co/FIuVw04YIs pic.twitter.com/9QL384gNuq
また、同期には中央大学の吉井大和選手や湯浅仁選手もトヨタを進路に決めています。
優秀な選手がそろいにそろったトヨタ自動車陸上部、相当な強豪になること間違いなしですね。
トヨタ自動車陸上競技部について
鈴木芽吹選手の進路であるトヨタ自動車陸上競技部は、愛知県田原市にあります。
トヨタ自動車(株)田原工場
愛知県田原市緑ヶ浜字3-1
トヨタ自動車陸上競技部は、トヨタ社内の「スポーツ強化部門」として、会社から支援を受けて活動していて、陸上競技部と陸上長距離部があります。
鈴木芽吹選手は陸上長距離部に所属することになるでしょう。
トヨタ自動車のニューイヤー駅伝の結果は、過去8年で優勝が2回、準優勝が3回という成績を残しています。
ここ数年は2022年が5位で順位を落としてしまいますが、2023年が3位なので今後鈴木芽吹選手を始めとする有力選手の加入で、トヨタ自動車がそろそろ優勝を取り戻すのではないでしょうか。
鈴木芽吹の疲労骨折の怪我はどうなった?
【出雲駅伝】
— 駒澤大学【公式】 (@komazawa_univer) October 10, 2022
出雲駅伝最長区間となる第6区は、鈴木芽吹選手(経営3)です!「優勝のゴールテープをきります!!」と力強いコメントをくれました。
トップで襷を受け取りラストスパート。昨シーズンは怪我に苦しんだ鈴木選手の復活の走りに注目です!#駒澤大学 #陸上競技部 #出雲駅伝 pic.twitter.com/9PADrxZECQ
鈴木芽吹選手はたびたび疲労骨折に悩まされていますが、現在の怪我の状況が気になりますね。

2023年11月現在は鈴木芽吹選手は怪我から復帰してレースでも活躍しています。
鈴木芽吹選手は2021年(2年次)に、疲労骨折で悩まされています。
2022年(3年次)には、復活していますが、なぜ怪我をしてしまったのでしょうか。
両足の大腿部疲労骨折
2021年9月、練習中に右足の大腿部を疲労骨折してしまった鈴木芽吹選手。
回復のために、その年の秋の出雲駅伝、全日本大学駅伝は欠場をし調整をしました。
箱根駅伝には出場はしましたが、レース中に左足の大腿部を疲労骨折してしまいます。
怪我からの復帰レースとなった箱根駅伝では、スタートは順調な走りでしたが12kmを過ぎたあたりで表情が苦し気になり、区間18位でなんとか襷をつなぎました。
この後に疲労骨折していたことが判明しました。
レース直後は自分で歩くこともできないくらいの激痛だったのにも関わらず、自分の区間は走り切り襷をつなぐという姿には、感無量です。
鈴木芽吹選手は疲労骨折しやすかった
疲労骨折とは、1回の衝撃での骨折とは違い、少しずつの小さな積み重ねでジワリジワリと骨に衝撃が加わることで起こる骨折です。
そのため、鈴木芽吹選手だけでなく、多くマラソンランナーが疲労骨折を経験しています。
鈴木芽吹選手の場合、もともと骨密度が低い体質だったため、治るのにも時間がかかるタイプで、佐久長聖高校時代にも3回も疲労骨折を繰り返しています。
頑張り屋な性格が表れていていますね。
疲労骨折の治療は、とにかく骨を休ませてあげることです。
骨が自分の力で回復するのを待つということなので、スポーツ選手にとってみたら練習ができなくなるため、相当な不安が襲ってきます。



本当に周りの人たちに恵まれて、チームにも『ゆっくりでいいから戻ってきてほしい』と言ってもらいました。
自分に自信をなくした時期もあったんですが、『このままじゃだめだ』というのはすごく思えました
とインタビューでは答えていて、自分自身について振り返り、トレーニングについて見直す決意をしています。
鈴木芽吹選手は、自身の今後と仲間への思いから練習量をセーブし、補強トレーニングやエクササイズにシフトチェンジし、2大会をお休みしました。
欠場を決意する鈴木芽吹選手のメンタルの強さも感じます。
鈴木芽吹の怪我は実業団に入ったあとにも影響する?
鈴木芽吹選手の怪我の状況ですが2023年11月現在は完治しています。
ですのでトヨタ自動車に入ったあとにはそこまで影響しないと予想されます。
怪我~完治まで時系列で見ていきましょう。
- 練習中に右大腿部を疲労骨折
- 出雲駅伝の出場を見送り
- 全日本大学駅伝見送り
- オンラインで取材に応じ「けがは完治したので、焦らずに調整したい」と順調な回復をアピール
- 箱根駅伝で左足の大腿部を疲労骨折
- 出雲駅伝で6区アンカーを務めて29:21を記録し、1位でフィニッシュ
- 駒澤大学を大会新記録9年ぶり4回目の優勝に導く
- 全日本大学駅伝見送り
- 出雲駅伝の後から1週間後の練習で右ふくらはぎに違和感を覚えたため
- 箱根駅伝で4区を走り3位でゴール
- このあたりから完全復活の兆しを見せ始める
- ホクレン・ディスタンスチャレンジ千歳大会5000mで13分24秒55の自己ベストを更新
- 日本勢トップの5位に入る
- 出雲駅伝のアンカーとして出場
- 2時間7分51秒で見事に新記録を作る
- 駒澤大学は2時間7分51秒で見事に新記録を作り、2年連続優勝を果たす
- 全日本大学駅伝7区で出場
- 駒澤大学5時間09分00秒で優勝し、2冠を達成する
3年次は全日本大学駅伝は、出場せずに箱根駅伝を迎えますが、2023年に入ってからは怪我をしていたことを感じさせないくらい大活躍!
この時系列を見ると、2023年からは調整しながら頑張っているのかなという印象です。
7月の5000mの大会で自己ベストを更新できたのは、鈴木芽吹選手にとって大きな自信になっていることでしょう。
今後無理をせずに、調節しながらいけば怪我は実業団に入ったあとには影響しないといえます。
鈴木芽吹のwiki風プロフィール
【速報中】駒大、盤石の継走 青山学院・国学院続く 全日本大学駅伝https://t.co/4S8k9OSrUK
— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) November 5, 2023
駒大は大きなリードを奪った状態。7区を走る #駒大 主将の鈴木芽吹(一)#全日本大学駅伝 pic.twitter.com/lVUp4aWUhh
名前: 鈴木芽吹(すずきめぶき)
生年月日: 2001年6月11日
年齢: 22歳(2023年11月時点)
出身地: 静岡県熱海市
身長: 174cm
体重: 58kg
中学校:熱海市立泉中学校
高校:佐久長聖高校
まとめ
今回は、鈴木芽吹選手の進路、なぜ疲労骨折をしてしまったのか、その怪我による今後の影響についてご紹介していきました。
学生時代から謙虚な努力家だった鈴木芽吹選手だったから、疲労骨折をしてしまったけど、完全復活した姿を2023年は見ることができました。
今後の箱根駅伝も、実業団での活躍も期待されますが、大学生活最後の走りは鈴木芽吹選手らしく精一杯走り切って欲しいですね!