金比羅山への参拝は、あの長~い階段をがんばって登って心を清める素晴らしい体験です。
ですが長いからこそ訪れる際には「トイレの場所」や「子連れでの利用」について事前に知っておくことが大切です。
長い参道を歩く中で、トイレの場所や種類を知っていると安心です。

この記事ではこんぴらさんのトイレに関する最新情報をご紹介します。
ベビーシートや多目的トイレの有無を把握して、金比羅山を訪れるときの参考にしてくださいね。
金比羅山のトイレの場所や種類は?


こんぴらさんのトイレは和式が主流で、少し暗い雰囲気のものが多いです。
子供が洋式トイレしか使えない場合や、暗いトイレが苦手な場合は注意が必要です。
また、おむつを交換する必要があると場所も限られてくるし、なかったらどうしよう…と不安になりますよね。
そこで金比羅山の洋式トイレで「明るく清潔」「おむつ交換ができる」トイレをいくつかご紹介します。
- JR琴平駅:洋式
- ことでん琴平駅:洋式
- 金陵の郷:洋式
- 札の前トイレ:様式・多目的トイレ
- 神椿:洋式・おむつ交換台あり
- 御本宮までの最後のトイレ:和式
- 御本宮のトイレ(ご祈祷の方用):洋式
緊急時には特別に利用できるトイレもありますので、参考にしてみてくださいね。
JR琴平駅
JR琴平駅のホームには小さなトイレがあり、洋式トイレとチャイルドシートが設置されていますが、おむつ交換はできません。
トイレは清潔ですが、スペースは限られています。
JR琴平駅の改札を出て左側にあるセブンイレブンの裏手にある琴平駅公衆トイレは、ホーム内よりも少し広めのトイレです。
こちらの琴平駅公衆トイレには多目的トイレが設置されており、おむつ交換が可能です。
琴電琴平駅のトイレ
琴電琴平駅には洋式トイレがあります。
女子トイレの個室は2つでチャイルドシートはなく、個室内もそこまで広くはありません。
ことでん琴平駅のとなりにある「金刀比羅宮 北神苑」にも公衆トイレが設置されていますが、和式か洋式かは不明です。
金陵の郷のトイレ
こんぴらさんの表参道に入ってすぐ右手にある「金陵の郷」にも公衆トイレがあります。
金陵の郷はなかに入ると大楠を囲んで広場があり、その広場の奥に公衆トイレがあります。
金陵の郷のトイレは洋式トイレですが、オムツ替えシートの設置はありません。
利用する人も多く、女子トイレでは順番待ちをすることもありますが、トイレ内は清潔で利用しやすいトイレです。
札の前トイレは様式で多目的トイレもあり!
札の前公衆トイレは2019年に改修されたばかりで、洋式トイレの数を増やし、全てのトイレに洗浄便座を設置しました。
札の前公衆トイレは本宮へ続く785段の石段のうち22段目、金丸座方向に曲がる海の科学館前にあります。
札の前トイレは多目的トイレを入り口近くに設置してあります。
女子トイレには授乳室も新設され、訪日外国人観光客にも分かりやすいピクトグラムの看板が追加されました。
多目的トイレにはオストメイト向けの設備もあり、男女共に和式から洋式への変更が行われています。
外観の色は、周辺の雰囲気に合わせて落ち着いたクリーム色に変更されており、こんぴらさんでは一番新しいトイレになります。
資生堂パーラー・神椿のトイレ
こんぴらさんへの参拝途中、500段目くらいにある資生堂パーラー神椿のトイレは、おむつ交換に最適な場所です。
参道を歩いていると、神馬の近くに参拝者用の公衆トイレがありますが、こちらは和式で少し暗い印象です。
さらにここから先は小さなトイレが多いという注意書きもあります。
ですが資生堂パーラー神椿のトイレは、明るく清潔で周辺の公衆トイレに比べるととてもきれいです。
- チャイルドシートあり
- おむつ交換台あり
- 着替え用の台が設置
こちらにはチャイルドシート、おむつ交換台、さらにはお着替え用の台も完備されています。



歩き始めた赤ちゃんのおむつ交換も安心して行えますよ
また、パーラーではオリジナルのパフェも楽しめるので、休憩がてらトイレを利用するのもおすすめです。
トイレ自体は神椿の店内ではなく、階段を下った場所にあります。
白を基調としたトイレは非常に明るく、清潔感があります。
歩き始めた子供のおむつ替えに便利なお着替え台があるのは、ママにとって嬉しいポイントです。
資生堂パーラーの配慮にはとても感心させられます。
神椿から御本宮に行く途中の最後のトイレスポット
神椿を過ぎて御本宮に行くまでの最後のトイレスポットが、金刀比羅宮・旭社手前のトイレです。
この先のトイレは階段を下りていく必要があり、「これから先トイレはありません」という案内があります。
こちらのトイレは男女兼用で、子連れのママや女性にとっては少し使いにくいかもしれません。
ですが御本宮までの最後のトイレスポットですので、非常事態の時には利用したほうがいいです。
御本宮のトイレ(ご祈祷の方用)
「お手洗いはこれ以上ありません」という看板があるにも関わらず、実は御本宮にもトイレが存在します。
このトイレは絵馬殿の奥、緑黛殿内にあり、通常はご祈祷を行う方のみが利用できます。
入口には受付があり、ご祈祷の申込書を提出しなければ入場できません。



子連れなどで緊急の場合は、恐らくトイレを利用させてもらえる可能性があります。(※絶対ではありません)
神聖な場所であるため、利用する際には特にマナーには気をつけましょう。
絵馬殿の奥にあるこの看板が目印で、左側に受付が設置されています。
中に入るには靴を脱ぐ必要があり、通路は暗いですが、右側にトイレがあります。
電気がなく暗いですが、ドアを開けると中は明るく、トイレ自体は清潔で洋式です。
ただおむつ替え台やチャイルドシートは設置されていません。
ご祈祷を待つ方の待合室は、畳の広々とした明るい部屋です。
ここで、端の方でおむつ替えをさせてもらえる可能性があります。



ただ他の利用者もいる・神聖な場所であることを考慮し、受付で事前に確認してから利用することをお勧めします。
金比羅山のトイレを利用する際のマナーと重要性


金比羅山を訪れてトイレを利用するときにはマナーはとっても大切です。
以下のポイントに気をつけて利用すると自分も周りの人も快適に使うことができますよ。
- トイレは常に清潔に保ち、次に利用する人のことを考えましょう。
- 設備や備品は大切に使い、破損や汚損を避けてください。
- 行列がある場合は順番を守り、迅速に利用することが大切です。
金比羅山のトイレは多くの参拝者に利用される公共の施設です。
一人ひとりが清潔に保つ意識を持つこと、設備や備品を大切に使うことが、快適なトイレ環境を維持するうえで大切です。
特に多目的トイレやおむつ交換台などの設備は、必要な人が必要なときに快適に利用できるよう配慮が求められます。
また、トイレを手短に利用することは繁忙期や混雑しているときには重要です。



行列ができている場合は、順番を守ってスムーズな利用を心がけましょう。
マナーを守ることで、金比羅山を訪れる全ての人が快適にトイレを利用でき、参拝体験がより素敵なものになります。


まとめ
金比羅山への参拝は、多くの人にとって特別な体験ですが、トイレの利用はその一部として欠かせません。
この記事では、金比羅山周辺のトイレの場所や種類、利用時のマナーについて詳しくご紹介しました。
- JR琴平駅や琴電琴平駅周辺には、清潔で洋式のトイレが完備されており、特に子連れの家族に便利です。
- 金陵の郷のトイレは洋式で利用者も多いです。
- 札の前トイレは、多目的トイレや授乳用ベビールームが設置されており、誰もが利用しやすい環境が整っています。
- 資生堂パーラー・神椿のトイレは、明るく清潔で、おむつ交換台やチャイルドシートが完備されています。
- トイレの利用時には、清潔を保ち、設備を大切に使うなどのマナーを守ることが重要です。
金比羅山への参拝は、心身ともにリフレッシュできる機会です。
トイレの場所や種類を事前に知っておくことで、参拝中の不安を減らし、より快適な体験ができます。
こんぴらさんのトイレを事前に把握して、安心して金比羅山の美しい自然と歴史を心ゆくまでお楽しみください。